金曜日、19時で仕事を切り上げました。
常駐している客先フロアから離れ、電車に乗って向かうは自社の会議室。
「タスク活動」という名前の活動をしており、
そのミーティングに参加するためです。
3ヶ月間、あるテーマについて研究し、プレゼン資料を作った上で、
決められた日に、役員の方々を含めた皆さんの前で、提言内容を発表するのです。
社会人2年目が1人、5年目2人、そして私(6年目)の
4人で進めているこの活動は、給与対象の時間とは見なされません。
会社を少しでも良い場にしたい、
そう思う有志の立候補で成り立っている活動です。
8日後に迫った発表に向け、活動は今大詰めです。
離れた場所で仕事をしている私たちは、時間を捻出し、
平日の夜に何度も自社に集まって議論をしてきました。
でもそれだけでは納得のいく議論に時間が追いつかず、
先週の15日も有休をとっていたのですが、自社に出社し、
午後はずっと会議室にこもって議論しました。
そして、昨日の土曜日も各自午前中に資料を作った上で、
14時に自社に集まり、19時過ぎまで活動していました。
そんな中、活動に手を挙げた後悔という意味ではなく、
「私はなぜこういうことをしているのだろう」とふと考えました。
残業扱いではないので、給料はつきません。
議論に費やしたその時間を使って、他にできることはたくさんあります。
大抵の人は嫌がりそうなこの状況に、
なぜ私は時間を費やしているのでしょうか。
理由を考えると、私はやっぱりそこに
得るものを感じているからなのだと思います。
議論している時の前向きなエネルギーはもちろんのこと、
時にはもどかしく、かちんとくる過程もあるけれど、
でもそこには今の私が学ぶべきことがあるのだと、
時間を置いて気付くことも多いです。
そして何より、他の3人のことを、
活動する前よりとっても良く知ることができました。
入社年次は私より後ですが、すごいな〜と思う能力とか、
いっぱい見つけました。
対比して、私がより力を発揮する部分もわかりました。
特に、自分の心が抵抗を示した出来事があり、
時間を置いて冷静に自分を見つめた結果、自分が何に囚われていたのかを知る時、
「あぁ、私がこのことを学ぶために、あれがあったんだ・・」
そう気付くこともありました。
「私に起こることは、全て、今の私にとって素晴らしいことである」
この言葉を実感する瞬間です。
やはり、この活動に参加したのは、
私にとって大正解だったようです。
プレゼンまでに残された期間は、あと少し。
後悔しないように、後はただそれだけを思ってがんばります。
(会議室から見える景色。結構すてきでしょ。)