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イマキュレー・イリバギザ,スティーヴ・アーウィン
PHP研究所
¥ 1,680
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2ヶ月ほど前に買っていたこの本。
ルワンダで発生した歴史的な大虐殺における実体験を、
数少ない生き残りの1人として、
イマキュレー・イリバギザという女性が綴っている。
アマゾンで買ったものの、他の本たちに埋もれ、
少し存在を忘れかけていた頃に
Jarがブログで感想を書いているのを見つけた。
タイミングの良さに、
この本になんだかとても縁を感じ、早速読み始めた。
そして、ついさっき読み終える。
「過酷」なんて言葉では到底表せない程の逆境の中で、
彼女がどこに、どのように救いを見出し、
希望を持ち続ける強さを自らの中に育てたか、、
読んでいて、非常に学ぶところが多かった。
途中、いろんな言葉に自分の心のひだが反応した。
その中でも、一番響いたのはこの台詞。
「山も信仰で動く。
イマキュレー、しかし、もし信仰がたやすいことだったら、すべての山は動いてしまうだろう。(後略)」
イマキュレーたちツチ族の生き残りを殺そうと、
フツ族の男たちがすぐそばまで迫っていた。
「殺せ!殺せ!!」という叫び声が聞こえる。
壁1枚を隔てた隠れ場所の中で、イマキュレーはひたすら祈り続け、
いつの間にか気が遠くなってしまい、イエスが現われる夢を見る。
これは、そこでイエスが言った言葉。
うーん、、そうなんだよねぇ。
たやすいことじゃないんだよね。
この言葉に、だいぶ励まされた。
明日Jarと感想を話し合おう。
何が出てくるか、楽しみだ。